良い基準をつくる「成長プロデューサー」

2012-02-01

上司としてはごく普通の、悪く言えば「中途パンパな」上司が、一般的には一番多いだろうと思う。では、マネジャー層や若手の育成にかかわる上司は中途パンパ上司ではなく、どのような存往であるべきなのか。私はこれまで多数のマネージャー研修に携わってきたが、研修の中で「ぜひ『成長プロデューサー』を目指してください」と伝えている。若手の育成のために「成長実感を与えられる上司であるかどうか」はきわめて重要なポイントである。

日本創造教育研究所
経営者の会-理念と経営 中小企業を活性化する経営誌
http://www.rinen-mg.co.jp/executive-study.html

若手が今後成長するかどうかは、マネジャーの育成スタイルにかかっているといっていい。ひと昔前までの日本は終身雇用制で、「俺の背中を見て学べ」というような徒弟制度的な育成が多かっか。しかし、いまは三年で新卒の三割が辞め、一〇年後には九割がいないという時代である。こういった時代の中においては、マネジャーの側か新しいかたちの育成のスタイル、つまり部下の成長を誘発するような育成スタイルを実践する必要がある。つまりそのスタイルを実践する人こそが、「成長プロデューサー」だと考える。現代のマネジャーはプレイングマネジャー化していて、けっして育成ばかりを考えていられるわけではない。みずからもプレーヤーとして最前線で成果を出しながら、かつ部下のマネジメントをしなければならないのは、容易なことではない。ではどのように部下を育成すればいいのか。また、どうすれば自身が「成長プロデューサー」になれるのか?以降、詳しく述べていきたい。