東大合格一本できても、一○○パーセント確実に合格する人などいるわけがありません。わたしの予備校時代を思い出しても、Aクラスのトップの人が東大入試に失敗しています。わたしは六○○番から七○○番といったところでしたが、合格できました。ですから、受験に「絶対」などという言葉はありえないのです。そこで息子は、東大以外に私立の難関である早稲田大学と、もう一つ確実に合格できると思われる大学の計三校を受験することにしました。この相談、というか考えを伝えに、息子はわたしのところにやってきました。彼は法学系に関心を強めていましたから、当然法学部を受験するのだろうと思っていたのですが、早稲田は政治経済学部を選んでいました。