外断熱マンションに住みはじめた人

2011-07-06

はじめて外断熱マンションに住みはじめた人がよく指摘する「問題点」として、夏期の室温のコントロールがあります。つまり「夏は暑いのではないか?」ということです。これは外断熱のデメリットというより、いままでとは構造の異なる建物に住むときの暮らし方の問題なのですが、一つの注意点としてここにあげておきます。建物の躯体のコンクリートに蓄えられた熱エネルギーが室内温度に同調するのが外断熱の特徴です。夏期は建物の外側の断熱材が太陽の強い日射をさえぎって躯体の温度上昇を防ぎ、室内の快適な冷気を、躯体の蓄熱作用とともに維持してくれます。ただし、真夏の暑さは必ずしも建物のコンクリートの外側からだけやってくるわけではありません。強い西日が窓を通して室内に入ってきます。外断熱マンションでも、部屋を締め切って外出すれば、窓から入ってくる日光の熱で室温は上がっていきます。すると外断熱マンションは、その室内の熱を躯体のコンクリートが蓄えてしまいます。一度温まったコンクリートは、夜になって帰ってくると、「モヤーツ」と暑い室内になり窓を開けても簡単には涼しくなりません。