「教育費」の不安

2011-03-08

少子化の原因の一つに「教育費」の不安があげられるが、親が子ども一人を育てるのには、コスト的にいくらかかるのだろうか。教育費、とりわけ補助学習費(家庭教師、学習塾等)についてみてみよう。文部科学省が実施した「子どもの学習費調査」(平成十六年度)によると、子ども一人が幼稚園から高等学校卒業までの十四年間にかかる学習費総額は、ざっと見積もって、ずっと公立だった場合は五三一万三〇〇〇円、幼稚園および高等学校が私立の場合は七四〇万七〇〇〇円、小学校だけ公立の場合は九八二万円となっている。この調査は、子どもを公立または私立の学校に通学させている保護者が、子どもの学校教育および学校外活動のために支出した経費の実態をとらえ、教育に関する国の基礎資料を得る目的で、隔年に実施しているものだ。