本国のペティート(SS)サイズを導入することで現地化に手を打ち、細かい点での日本人のサイズに適合させる手間を取らなかったのだ。その結果、起きたのが売上不振だ。ランズエンド、エディーバウアーなどの外資系ファッション通販は、上陸直後は話題性、目新しさで人気を集めたものの、新鮮さが薄れ始めると顧客離れが起こった。ランズエンドの場合、特にテーラードジャケットやボトムスにこの傾向が強く、この2つのカテゴリーの返品率は平均の2〜3倍におよんでいたという。ようやくサイズMDの重要性に気づいた両社は見直しに着手した。といっても、それは日本進出から6〜7年を経過した2000年に入ってからだ。サイズMDには現地仕様が不可欠であることを認識するには、時間がかかり過ぎたといわざるをえない。しかし、見直しの効果は着実に上がっている。