新築か、それともリフォームか

2011-08-27

古くなったマンションは新しく買い換えるのと、リフォームするのとではどう違い、どちらがより多くのメリダルトン・インフィル住宅のように100年も持つ住宅よりも、古くなったら買い換えるほうがいいではないか。人生80年時代といっても、30歳代でマンションを買ったとして、自分が居住できるのはせいぜい40〜50年。後は子供に相続させるのだから、売り払って新築物件を買ったほうが良い、という考え方もある。ことに現代はビジネスの広域化・国際化で、ある特定の地域をマーケットにするというより、日本全国、さらには海外のマーケットへと広がりをもった仕事が多くなっている。全国、あるいは海外を転々としながら暮らす人、また、将来は穏やかな気候の海外へ移住を、と考える人もいよう。そのような考えなら、無論100年住宅など何の意味もないということになる。しかし、自分が生まれたこの国が好き、自分の育ったこの町が好き、出来ればこの土地に永住したい、独立した子供たちが折りにふれて帰ってくる実家を残しておきたい、という人にとっては100年住宅はそれなりに魅力がある。言葉を変えれば、土地付き一戸建住宅を買うようなもの。古くなれば躯体という土地に、リフォームという新築の住まいをつくることが出来る、二世帯住宅ならぬ二世代住宅ということになる。では、スケルトン・インフィルでないマンションについてはどうだろう。私は、もちろんその人の住まいに対する考え方にもよるが、知人や友人にも中古マンションのメリットを説き、買い替えよりもリフォームを薦めている。