企業の規模が大きいほど、しっかりした面接が受けられるし、そのぶん緊張もしますから、練習にはうってつけです。わたしの場合、はっきり練習と意識していたわけではありませんが、面接はかなりの数を受けてきました。広告業界に興味を持った頃は、ちょうど東京で日雇いの肉体労働をしていたのですが、仕事の合間を縫って、あちこちの広告代理店やプロダクションへ面接にいきました。なんの経験もないし予備知識もありませんが、履歴書には、いかにも仕事ができそうな文句をならべました。友人にスーツを借りて、渋谷だの六本木だの青山だの、きれいなオフィスへいくと、日頃の職場とのギャップに頭がくらくらしました。面接の結果はことごとく不採用でしたが、企業の内部を見たり、面接官と会話をかわしたことで、知識も増えたし、場慣れもしました。のちに広告業界へ入れたのも、そのときの経験があったからだと思います。練習で面接を受ける場合のマナーは唯一、結果がでる前に必ず辞退を申しでることですが、電話が苦手ならメールや手紙でかまいません。その場で採用されたらどうしようと不安になるひともいるでしょうが、よほどちいさな会社でない限り、面談即決はありません。もしそうなった場合は、先方に恥をかかさぬよう、ひとまずお礼をいって、正式な返事を先送りします。たとえば「自分はぜひとも転職(詳細→ http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/)したいのだが、親からべつの会社を紹介された」といった口実で、あとから断ればいいのです。