印刷か版画かを見抜く

2011-11-28

浮世絵の画家、つまり作家もいろいろなのはよく知られるとおり。国周あり、国芳あり、歌麿ありといったぐあいだ。版画もそうだが。こういう人たちの肉筆になるとこれは高価。まず、出ない。版木も高い。これもまず出ない。よく出るのが印刷の浮世絵。これもうっかりすると版画とまちがえる。ただ、ごくふつうのオフセットなら、版の点が見える。細かい粒子が絵を構成しているわけだから、ルーペを使えば、この点が見分けられるわけだ。リトグラフや銅版画になると、この点々はない。やっぱり版画だから。あと赤っぽい浮世絵版画は嫌われる。とうぜん業者市場でも安い。それだけ色の哨成が安直ということか。木版画でも、写真に負けない仕上がりの作品もあるくらいだか