「塾とレッスンとで月に十万円近くかけていたでしょうか。受験だけでなく、入園してからもお金はかかりますよ。幼稚園に入園するときには百七十万ほど、保育料や施設料などで毎年百万円以上かかりますし。ほかにも、何かとお金がかかりました。当然、サラリーマン家庭の夫婦が支払える金額じゃないです。医者や弁護士などの自営業者か、もしくは夫か妻のどちらかの実家が裕福でないと。幼稚園の保育料の支払い請求書が渡されると『これ、このままおじいちゃまのところに持っていっちゃうわ!』というママもいらっしゃいました。でも、それが少しも嫌みじゃないの。そういうところなんですよ」幼稚園ばかりでなく、有名私立小学校にあがってからもお金はかかる。青山学院初等部や慶應幼稚舎といった小学校では、絵の具一つとっても銀座の老舗文具店で二十四色二万円のものを買わされるという話を別のお受験ママから聞いた。一見ごくふつうの絵の具に見えるが、きっと描き心地などが二百円のものとは格段に違うのだろう。
[参考]
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